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>>山菜ふかし
赤飯のことを「ふかし」と呼んで、行事食の代表とされるが、
小豆を入れる替わりに、山菜の塩漬けを戻して炊き込んだものは、
「山菜ふかし」といって折々に供される。
程よい山菜の塩加減が、ふっくりと蒸しあがったもち米に香りと風味をもたらしてい
る。
>>ワラビのおひたしのからし醤油
一昼夜をかけて塩抜きしたわらびを、からし醤油で和えた。
おひたしはワラビの定番だが、卵とじ、煮物、炊き込みご飯、漬け物など、あらゆる料 理に登場する。
春から夏にかけて繁茂するワラビは、摘んでもまた勢い良く生えてくる。
一年分を塩漬けして保存し、通年食べることが出来る山菜である。
山さ行ったらワラビがなんぼでも出ててナァ、夢中になって採ってたら籠にいっぺぇになっちまった。袋に詰めてそこサおいて、また採り始めたんだヨ。
なんだかガサゴソ音がするもんだから顔上げてみっと、熊が後ろ向きで何か食ってんでねぇか。
「なじょすんべ!」って、血の気が引いたな。
熊にめっかんねぇようにコソーッと隠れて、それから走ったのなんの。どこをどう走ったのかわかんねぇが、道さ出た。
あぁ、助かったって胸なで下ろしたが、あそこさ置いて来たワラビの一袋、返す返すももったいねぇことした。
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